「歴代最強の力士は誰か?」相撲ファンなら誰しも一度は考えたことがあるであろうこの問題。古今東西、全盛期の歴代の力士を一同に集めて取り組みを行うと…考えるだけで胸が熱くなりますね。, というわけで今回、相撲ファンの筆者が、「歴代最強の力士」は誰なのか、考察していきます。, 「えっ」と思った方もいるはず。だって千代の富士より昔にも大鵬、双葉山といった名力士が多く存在します。江戸時代まで遡ると雷電という伝説的な力士の名も。それでも昔の力士を対象としないワケ。, 例えば陸上の100m走なんかは分かりやすいです。つい年前に最速といわれたスプリンターと言えばカールルイス。しかし彼の記録は、2020年現在の男子短距離界では平凡な記録です。, フィギュアスケートも然り。ロシアの皇帝と言われたかつての絶対王者、エフゲニー・プルシェンコ。彼が現役だった時代、男子スケート界で4回転ジャンプを華麗に飛びこなせるものなどプルシェンコを除いてほとんどいませんでした。それが今では世界で戦うには4回転は前提条件の時代へと進化しているのです。, 話を相撲に戻します。相撲界においてもこの圧倒的進化は起こっていると考えられます。象徴されるのが、体格です。昭和の力士と現在の力士を比べてみると、その体格の大型化は目に見えて分かります。正直、相撲にならないレベルでしょう。食事やトレーニングが科学の力で進歩すると共に、力士の体も確実に進化しているのです。, さらには、技術の面においても然り。映像の進歩により、昔に比べ遥かに様々分析が可能になっています。, 昔にももちろん、名力士は多く存在しました。しかし、近年の進化した力士と取組をすると、どうしても勝負にならないのでは…と思うわけなのです。, 長々と前置きを話しましたが、以上が最強の力士を決めるに当たって最近の力士を対象とする理由です。「千代の富士以降」にしたワケは、それ以前の力士と比べると千代の富士が最強であると考えられること、また他のブログでも同じようなモノサシを使われている方がいたことなどが決め手です。, 日馬富士の武器は圧倒的なスピード。立ち合いの鋭さは凄まじく、ここまでキレのある低い立ち合いをする力士は他にいないでしょう。朝青龍や千代の富士の立ち合いも物凄いですが、更に上を行きます。, 鋭い立ち合いを可能にしたのは、スリムで引き締まった力士っぽくない体型でしょう。しかし、この軽さは武器である反面、最大の弱点でもありました。パワーの面ではどうしても劣るところがあり、がっぷり四つで長引くと不利なことから、7位にランクインしました。, 白鵬と同時期くらいにモンゴルから来た話は有名です。今でこそ記録を打ち立てている白鵬ですが、最初は日馬富士の方が注目されていたそうですね。, 千代の富士は幕内優勝回数31回を誇る、名横綱です。闘志剥き出しの鋭い眼光から「ウルフ」と呼ばれていました。, 千代の富士は小柄な体型ながら非常に筋肉質で、スピーディかつパワフルな相撲が魅力。特に肩から胸にかけての筋肉は見事です。もはや力士のそれではありません。これは、千代の富士が非常に遅咲きの横綱であることと関係しています。, かつて肩を脱臼し、怪我のせいで番付を落としたことがあり、肩の強化の為に鍛え始めたそう。その後横綱まで登り詰めたワケなので、まさに怪我の功名ですね。, もう少し上でも良いのでは…?という気もしますが、千代の富士をここにランクインさせたのは、やはり近年の相撲の進化にあります。, スピードだけで言えば、日馬富士の方が上でしょう。パワー、技術など総合的に見ても、白鵬、朝青龍の方が勝っているように思えます。, とは言え、現在の相撲界に千代の富士がいたら、現在のレベルと環境の中で最強になっているかもですね。, 武蔵丸はハワイ出身の巨漢力士。230キロにも及ぶ体重から繰り出す圧倒的なパワーがあります。貴乃花と同時期くらいですが、力比べだと大横綱・貴乃花をも圧倒していました。腕が太すぎて、中で返されるとまわしに全く手が届かなくなるレベルです。, そんな桁外れに強い武蔵丸ですが、性格はおっとりしており、好戦的ではありませんでした。やはり少なからず勝負に影響していたと思います。もし好戦的な性格だったら手がつけられない強さだったのでは。最強力士候補ですね。, それでも、貴乃花や曙と被っていながら優勝回数は12回と、しっかり記録を残しています。というわけで、5位にランクインです。, 曙といえば、大晦日のKー1のボブサップ戦の腹ばいK.O.を想像する方もいらっしゃると思いますが、、横綱時代は恐ろしく強い力士でした。長いリーチと圧倒的な重量を武器にパワフルな相撲を取り、貴乃花と共に「曙貴時代」と呼ばれ相撲界を牽引していきました。, 実は貴乃花とは初土俵を同じくする同期なのですが、若くして横綱になったことで有名な貴乃花より2年早く横綱に昇進しており、驚異的なスピードと言えます。, また外国人力士初の横綱であり、当時「若貴ブーム」の中であったことから、しばしば「ヒール」役として扱われることも多かった力士でもあります。実際の曙は、文化の違う日本に単身渡り、苦労しながらもハワイの両親に仕送りをしていたという優しい人物です。, 貴乃花と言えば、心技体、全てが充実していた横綱。貴乃花は左右どちらの四つでも勝つことができ、相手に十分な力を発揮させない高い技術があります。, また武蔵丸などの外国出身の巨漢力士相手にも真っ向勝負で挑める、フィジカルの強さと闘志も持っていました。ハワイ出身の巨漢力士がひしめく時代に、がっぷり四つでの寄り切りで勝つ相撲を取り続け、優勝22回を記録しました。相手の攻撃を受け止めた上で圧倒するまさに「横綱相撲」は、数字以上の強さを感じさせますね。, 貴乃花の優勝回数は22回ですが、貴乃花が活躍したこの時期は実力者がひしめく群雄割拠の状態にありました。曙・武蔵丸といったハワイ出身の横綱、魁皇・武双山といった後の大関など。このメンツ相手に受けて立つ横綱相撲を取りながらのこの数字は、凄まじいものだといえます。, 貴乃花の強さは、精神的な部分にも見て取れます。元々神事であり、日本の伝統文化である「大相撲」。その精神を探求し続ける姿は、まさに「大横綱」の称号にふさわしいのではないでしょうか?現役中も引退した後も、国際化の中で単なるスポーツ的側面が強くなりつつある大相撲に対し、その真髄を問い続けた存在といえます。, 貴乃花の競技人生晩年頃に力をつけてきたのが朝青龍。ですので貴乃花と朝青龍の全盛期は被っていません。ただ何度か対戦したことがあるようで、その中でも最も有名なのが、朝青龍が当時大関だった時の一番。, 大関となり、若さと勢いのまま勝ち進んでいた朝青龍。この一番でも、貴乃花相手にもろ差しから土俵際まで一気によっていきます。しかし、土俵際で起死回生、逆転の上手投げ。貴乃花が勝利しました。, この一番で単純に両者の強さを比べることは出来ません。では、お互い全盛期に対戦した場合はどうでしょう?受けて立つ相撲を取れる安定感は、貴乃花の方が上でしょう。しかし、実際に対戦すると、スピードと技の多さに勝る朝青龍がやや上回るのでは…?と思います。, 問題行動が多く悪役のイメージが強い朝青龍ですが、全盛期の強さはエゲツなく、大相撲の歴史でも最強クラスの1人でしょう。(筆者が子どもの頃全盛期で、相撲にハマったきっかけでもあります。), まずは、常に先手を取る圧倒的なスピード。比較的小柄ゆえ巨漢力士とがっぷり四つに組むと少々分が悪いこともあり、速攻で決着をつける相撲も多く見られました。また体勢が悪くなっても、「巻き返し」と呼ばれる高速での腕の差し替えを大胆に繰り出し、攻守逆転してしまうのも印象的でしたね。, そして、巨漢力士をも吊り上げる底知れぬパワー。エストニア出身の巨漢力士・把瑠都を持ち上げるなど怪力を見せつけた取組も多いです。, そしてここぞという時に繰り出す巧妙な技。稽古量が少ないと問題になっていましたが、相撲への飽くなき探究心が垣間見えます。, また、対戦相手を威嚇せんばかりの溢れる闘志も魅力です。時間いっぱいの塩の際、勢いよく体を叩き、闘志を剥き出しにするパフォーマンスは惹き込まれるものがありました。, 白鵬とは横綱として活躍した期間が重なっていることもあり、名勝負を多く繰り広げました。厳密には全盛期が朝青龍の方が早く、多少ずれてはいます。どちらが強いか比べた場合、非常に興味深いところ。, 参考までに戦績では、本割(通常の取り組み)では白鵬に分があるようですが、決定戦などのここ一番では朝青龍が優勢。, お互いの全盛期に対決すると…うーん、「互角」、ですかね。とは言え、10番取れば、前半は白鵬が安定した強さを発揮して勝ち越し、後半になって朝青龍に火がつき盛り返しそうな予想。, 体格や成績など総合的に見て、安定した強さという意味では、白鵬が一枚上手かな、という印象ですね。, 優勝回数、勝利数、年間最多勝、連覇など、数多くの記録で1位に立ち、今なお更新中。最強の称号にふさわしいと思います。, 白鵬の何がそんなに強いかと言うと、「こうなったら絶対に負けない!」という「自分の型」を持っていること。貴乃花が「相手に十分の体勢を取らせず、自分十分の型に持ち込む」天才だとしたら、白鵬は「相手が十分であろうと、自分は十二分の体勢を作る」天才、といったイメージですかね。, 立ち合いで下から低く当たり、右かち上げ。そしてすかさず左前まわしを取り、あっという間に万全の左四つが完成してしまいます。こうなるとひっくり返すのは難しいですね。, 更には相手の力を吸収してしまう、抜群の体の柔らかさも白鵬の魅力。ウエイトトレーニングは敢えてしないとか。, また、腰の位置を少しでも低くするため、まわしを限界まで低い位置で締めている印象です。ただでさえ、立ち合いが低い白鵬ですが、まわしの位置を極限まで下にすることで、相手よりまわし一つ分くらい低くなっているのでは?, 横綱の品格についてしばしば議論の対象となる白鵬。勝負がついた後にも関わらず駄目押しをしたり、自身の優勝インタビューで観客に万歳三唱を促したりなど、行動が問題視されることが多いです。単なるスポーツと違い、大相撲はあくまで神事の一面を持っていますからね。, ですが、強さは誰も文句はつけられないでしょう。全盛期の強さはほぼ無敵ですね。年間90番のうち86勝を挙げた年が2回もあり、驚異的な数字と言えます。, ただ一つ強さの面で気になるとすれば、立ち合いの「張り差し」。立ち合いで相手の頰をはたき、目を閉じた隙に左四つに持ち込む印象があります。これも横綱の品格問題で問われたことがあります。調子が悪い時に多用するイメージですが、これについては強さの評価に悪影響を及ぼしかねないかもです。, 25歳。元理系。

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